名探偵コナン★第123話: お天気お姉さん誘拐事件(1998年10月19日)
あらすじ
少年探偵団が毛利探偵事務所にて留守録メッセージを確認したところ、著名なお天気お姉さんである浅野亜紀から「相談したいことがある」との連絡が届きます。コナンは蘭と共にテレビ局へ急行し、亜紀からポケベルの番号を教わり「ここに仕事の依頼が届く」との約束を交わします。しかし、次の瞬間、亜紀は電話で呼び出されたまま行方不明になります。番組が代役で進行する中、コナンのポケベルには謎の数字が次々と表示されるのです。数字の暗号を解き明かしながらテレビ局内を駆け回り、ついに亜紀が閉じ込められたスタジオの位置を特定します。
みどころ
本話の最大の魅力は、ポケベルに届く数字を手掛かりにしながらテレビ局を探索するデジタルサスペンスの要素です。各数字が指し示すスタジオセットを結びつけることで、まるで巨大な迷路を解き明かすかのように真犯人のトリックを暴きます。放送時間内に進行する生放送の臨場感と、事件が発覚した後も続く演出による緊張感が絶妙に組み合わさり、テレビ局ならではのライブ感とコナンの冷静な暗号解析が際立つスリリングな展開が楽しめます。
ゲストの声優
– 浅野亜紀の声を担当するのは米倉紀之子(1967年11月15日生)
– 津久茂和美の声を担当するのは榊原良子(1956年5月31日生)
まとめ
「お天気お姉さん誘拐事件」は、ポケベルの数字という新しいガジェットと古典的な暗号解読が見事に融合したエピソードです。テレビ局を舞台にしたライブ感あふれる追跡劇が、コナンの推理力を際立たせています。米倉紀之子と榊原良子の両名の熱演がドラマに深みを与え、シリーズの中でも屈指の緊迫感と爽快感を楽しめる名作となっています。
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