名探偵コナン★ 第19話: エレベーター殺人事件(1996年6月10日)

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名探偵コナン★ 第19話: エレベーター殺人事件(1996年6月10日)

あらすじ

高校生探偵の工藤新一(江戸川コナン)は、毛利蘭と毛利小五郎と共に、憧れのデザイナー・芦屋映子からモデルスカウトの依頼を受けて、ビルのフィッティングルームに向かいます。エレベーター内では、週末出勤の秘書・美香が連絡が取れず、映子と蘭が8階ボタンを押すと、ドアに挟まれた状態で美香の刺殺体が発見されます。警察はこれを“ビル荒らし”の仕業と見なしますが、コナンは「別のエレベーターが同時に8階に停まるはずがない」と気づきます。実は、同じシャフト内に3基のエレベーターがあり、犯人は映子の客リストとボタン操作を利用して、15階で美香を殺害した後、密かに8階に移動させるトリックを見抜き、真犯人を突き止めます。

みどころ

– **エレベーターのトリックが生む緊張感**
3基のエレベーターが同じシャフト内で往復し、異なる階に停止するというアイデアは、密室ミステリーの新たな魅力を引き出します。
– **不可能犯罪に挑む推理**
被害者は別のエレベーターでしか殺せないという矛盾を解決する論理展開は、視聴者に知的な刺激を与えます。
– **巧妙なアリバイ工作**
事前に仕込まれた客リストとボタン操作、さらには非常用通話装置を使いこなす犯人の心理戦は、非常に緻密です。
– **コナンと探偵団の連携プレー**
蘭を“トイレに誘導”し、探偵バッジの無線で情報を共有することで、小五郎の“眠りの推理ショー”が真相を明らかにします。

ゲストの声優

 

| 役柄 | 声優 | ふりがな | 生年月日 |
|—————|—————-|—————–|——————-|
| 芦屋 映子 | 吉田 理保子 | よしだ りほこ | 1949年1月24日 |
| 美香 | 深見 梨加 | ふかみ りか | 1963年8月8日 |
| 江田 | 秋元 羊介 | あきもと ようすけ | 1944年2月5日 |
| 鑑識員 | 高木 渉 | たかぎ わたる | 1966年7月25日 |

まとめ

第19話「エレベーター殺人事件」は、“閉ざされた空間”と“不可能トリック”が織りなす緊迫の密室劇です。3基のエレベーターによる移動トリックは、一度見たら忘れられない印象を残します。コナンの鋭い論理推理や阿笠博士のガジェットを駆使した小五郎への誘導、そして蘭と探偵団の機転が見事に融合し、緊張感とカタルシスを味わえます。声優陣の吉田理保子、深見梨加、秋元羊介、高木渉による熱演が、事件の緊迫感を一層引き立てています。シリーズの中でも特に印象深い“不可能犯罪”の解明をぜひお楽しみください。次回は第20話「幽霊屋敷殺人事件」で、新たな舞台と謎が展開します。

 

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