名探偵コナン★第76話： コナンVS怪盗キッド（1997年9月22日）

あらすじ

鈴木園子の屋敷に、怪盗キッドから「黒真珠“ブラックスター”を頂戴する」という予告状が届く。コナンは最初興味を示さなかったが、暗号を解読するうちに状況が一変し、ホテルの屋上で待機することに。深夜、月明かりの下に現れたキッドを一目見ようとするも、彼は姿を見せた後、再び警部のもとに新たな予告状を残して姿を消してしまう。シリーズ初登場の怪盗と少年探偵の静かな対決が始まる。

みどころ

シリーズ屈指のライバルとして登場する回であり、鈴木家の本格的な警備体制と、キッドが解き明かす暗号トリックの見事な融合が魅力的です。月夜の屋上で繰り広げられる緊張感溢れる駆け引きは、コナンの好奇心を刺激します。初めて登場するにもかかわらず、ただ者ではない雰囲気を漂わせるキッドの姿は、見逃せません。

ゲストの声優

– 怪盗キッド／CV：山口勝平（やまぐち かっぺい、1965年5月23日生まれ）
– 鈴木史郎／CV：松岡文雄（まつおか ふみお、1933年4月14日生まれ）

まとめ

第76話「コナンVS怪盗キッド」は、怪盗キッドが初めて登場する記念すべきエピソードです。推理劇としての構成の美しさと、怪盗との静かな駆け引きを巧みに組み合わせた演出が秀逸です。暗号解読からの待ち伏せ、月明かりの中で交わされる視線が、コナンとキッドの熾烈なライバル関係を強く印象づけます。シリーズの中でも屈指の名作として、何度でも楽しみたい一話です。