名探偵コナン★第290話 迷いの森の光彦(後編):2002年8月12日
あらすじ
2002年8月12日に放送された第290話「迷いの森の光彦(後編)」では、夏休みのラジオ体操に参加しなかった光彦が一人で森に入ったことを心配したコナンたちが、群馬県警の山村刑事と合流します。しかし、光彦は連続殺人犯の沼淵に捕まってしまっていました。コナンは「レモンの香り」「武将の名前」「笹ダンゴ」の三つの手掛かりを駆使し、日焼け止めに含まれる虫よけ成分や、樹皮に刻まれた戦国武将の名前、落ちていた笹ダンゴの包み紙から光彦の居場所を特定します。崖下の沢で沼淵と対峙し、探偵バッジの呼びかけによって意識を取り戻した光彦を無事に救出することができました。
みどころ
– **手掛かりの巧妙なトリック**:レモンの香り(日焼け止めの虫よけ成分)、武将の名前(木に刻まれた跡)、笹ダンゴの包み紙といった素朴な手掛かりを、科学的な観察を通じて結びつけるコナンの優れた推理力が光ります。
– **森の密室サスペンス**:逃げる凶悪犯の沼淵を追う山村刑事との連携が、深い森林と沢沿いの断崖によって生まれる緊張感を一層引き立てています。
– **光彦の勇気**:捕らわれている光彦が探偵バッジで応答しない理由が、仲間を信じる強い意志であったことが最後に明らかになり、感動的な瞬間となります。
ゲストの声優(生年月日)
– 円谷朝美(つぶらや あさみ)/大谷育江:1973年8月17日生まれ
– 山村刑事(やまむら けいじ)/古川登志夫:1950年6月2日生まれ
– 佐藤刑事(さとう けいじ)/湯屋敦子:生年月日不明
– 千葉刑事(ちば けいじ)/千葉一伸:1968年6月26日生まれ
まとめ
後編では、コナンが「三つの手掛かり」を徹底的に分析する論理的な探偵劇と、森の暗闇での沼淵との緊迫したサスペンスが見事に交錯します。日焼け止めの香りや、戦国武将の刻印、笹ダンゴの包み紙など、子どもたちの遊び道具として見えるこれらの小道具が、命を救う重要な要素となる様子は非常に印象的です。仲間を思う光彦の強い意志と、コナンたちの絆が深まる感動のエピソードとしても、ぜひ見逃せない作品です。
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