名探偵コナン★第336話 東都現像所の秘密(後編):2003年9月15日

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名探偵コナン★第336話 東都現像所の秘密(後編):2003年9月15日

有希子に預けられたコナンと少年探偵団は現像所内で古村徳宏の刺殺体を発見。山村刑事の聴取で疑惑が深まる中、コナンはボタンの欠落や映像タイムラグから密室トリックの核心へと迫る――

あらすじ

コナン、灰原哀、歩美、元太、光彦は東都現像所で仮眠をとっている最中、営業担当の古村徳宏が鋭利な刃物で刺されて死亡している現場に遭遇します。警察が到着後、焼き付けを担当していた穂島朗、タイミング担当の唐田敬善、現像を行う根上慶彦が事情聴取を受けますが、彼らはそれぞれ動機を否定します。しかし、遺体のシャツにある第三ボタンが外れた状態であることや、防犯カメラの映像に見られる時間のズレにコナンは不審を感じ、真犯人のトリックを解明しようと行動を起こします。

みどころ

後編における最大のハイライトは、コナンが証拠品の微妙なズレから密室状況を解析する瞬間です。ボタンの外れた位置とカメラ映像における“見えない死角”を結びつけ、穂島朗と唐田敬善のアリバイに隙間が生じる推理は実に見ごたえがあります。また、少年探偵団が協力しながら証拠を隠し持つ緊迫したやり取りは、緊張感を一層高め、視聴者を最後の瞬間まで引きつけます。

ゲストの声優

穂島朗役を務めるのは小西克幸さんで、彼の生年月日は1973年4月21日、出身地は和歌山県です。

まとめ

「東都現像所の秘密(後編)」は、防犯カメラという最先端技術と伝統的な密室トリックが見事に融合した作品です。コナンが緻密な観察力を駆使して証拠のズレを炙り出し、真相を明らかにする過程はシリーズの中でも特に優れたエピソードといえるでしょう。今後のエピソードでも、技術と推理が織り成す新たな展開に期待が高まります。

 

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