名探偵コナン★第355話 小さな依頼者(後編):2004年3月15日

名探偵コナン特集 名探偵コナン

名探偵コナン★第355話 小さな依頼者(後編):2004年3月15日

コナン、蘭、小五郎、そして少年探偵団は、人気子役・絹川和輝の依頼で熱海の旅館に滞在している最中、フリーライター・鴨下保比呂が絞殺される現場に直面します。鴨下が握っていた写真には、右胸に大きなホクロがある女性が映っていましたが、容疑者として浮上した仲居の三人はいずれもホクロを持っておらず、事件はますます謎を深めます。

あらすじ

鴨下保比呂の遺体が発見された後、和輝が所持していた“母親像”の絵はがきと、宿に残されていた映画ビデオのタイムカウンターに、コナンは注目します。絹川家と鴨下の関係を示す絵はがきの消印が熱海であることを突き止め、ビデオ映像の時間と照らし合わせて殺害時刻を特定します。しかし、真犯人のホクロに関する謎は解決されないまま、コナンは女性従業員の出勤表と浴衣の刺繍を調査し、決定的な証拠を発見します。

見どころ

この後編の最大の魅力は、ビデオのタイムカウンターを解析し、浴衣に施された刺繍のトリックを解明するシーンです。上映開始からのカウンター位置と宿の時計を照合し、鴨下が浴衣の帯に隠した写真が示す“本当の動機”が明らかになる瞬間は見応えがあります。また、和輝の純粋な願いと母親への想いが、密室のような旅館の中で交錯する人間ドラマとしても感動的です。

ゲストの声優

三枝朝香役を演じたのは、鵜飼るみ子さんで、誕生日は1955年5月24日、福岡県の出身です。

別所登志子役は、浦和めぐみさんが担当し、誕生日は1975年7月11日、神奈川県出身です。

草野美津役は真山亜子さんが演じており、誕生日は1973年12月2日、東京都出身です。

まとめ

「小さな依頼者(後編)」は、子役の母親探しから発展した旅館での殺人事件を、映像カウンターと浴衣の刺繍という意外なトリックを用いて解明する素晴らしい作品です。コナンが微細な証拠を丁寧に積み上げ、真実にたどり着く過程は、シリーズの中でも特に緊迫感と感動を与えるものとなっています。次回もコナンの鋭い観察力に期待しましょう。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました