名探偵コナン★第421話 イチョウ色の初恋（前編）：2005年11月21日

あらすじ

コナンと少年探偵団は、阿笠博士の家で40年前に博士が初恋の少女・房江から受け取った一通の葉書を見つけます。その葉書には「10年後の11月24日に思い出の場所で会おう」と書かれており、約束が果たせなかった場合は10年ごとに待ち続けると記されています。偶然にも、今日はその約束から40年目の日です。探偵団は暗号のようなメッセージを解読しつつ、博士と房江の「イチョウ色の初恋」が思い出された動物園へ向かいますが、そこで予想外の真実と謎に直面します。

みどころ

本作の最大の魅力は、「10年ごとの再会」というロマンチックな設定と、それを支える暗号葉書のトリックです。コナンが葉書のにじみや文字の微細なズレから暗号を解き明かすシーンは圧巻です。また、色づいたイチョウ並木の美しい映像が「初恋」の切なさを引き立て、博士と房江のすれ違いを少年探偵団が優しく繋ぐストーリーが心に残ります。

ゲストの声優（生年月日）

– 房江（博士の初恋相手）：増山江威子／1957年8月20日生まれ
– 動物園の飼育員：千葉一伸／1961年8月28日生まれ

まとめ

「イチョウ色の初恋（前編）」は、阿笠博士の忘れられない初恋をテーマにしたノスタルジックなミステリーです。暗号葉書というトリックとイチョウ並木の美しい映像が融合し、コナンたちが「時を超えた約束」を解明する様子は必見です。後編では博士と房江の再会が描かれるため、前編の謎解きがどのように結実するかに注目が集まります。