スペースコブラ第2話:奇怪!ジゴバ

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スペースコブラ第2話:奇怪!ジゴバ

寺沢武一先生の圧倒的な世界観を映像化したアニメ「スペースコブラ」の物語が、本格的に加速し始めるのがこのエピソードです。記憶を取り戻した宇宙海賊コブラが、銀河系を支配する犯罪組織海賊ギルドとの全面対決に身を投じる様子が描かれます。第2話では、コブラの宿敵の一人である狡猾な男・ジゴバとの心理戦と、SFマインドあふれるガジェットの魅力が凝縮されています。当時のアニメーション技術の粋を集めた演出とともに、左腕のサイコガンが再び唸りを上げる名エピソードを詳しく振り返っていきます。

スペースコブラ第2話:奇怪!ジゴバ

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①あらすじは?

・第2話

・奇怪!ジゴバ

・1982年10月14日放映

記憶を取り戻し、整形前の自分の顔を映し出したコブラ。彼は海賊ギルドの追手を逃れるため、相棒のアーマロイド・レディとともに宇宙船タートル号で地球を脱出します。しかし、ギルドの幹部であるジゴバは、コブラを捕らえるために巧妙な罠を仕掛けていました。ジゴバは、自らの肉体を特殊なガスに変える能力を持ち、タートル号の内部に侵入してコブラを追い詰めます。さらに、コブラの弱点を突くために人質を取るなど卑劣な手段を講じます。絶体絶命の危機の中で、コブラは持ち前の機転とサイコガンの圧倒的な破壊力を武器に、この奇怪な敵に立ち向かっていくことになります。

②みどころは?

このエピソードの最大のみどころは、敵キャラクターであるジゴバの「奇怪」な能力と、それに対するコブラの頭脳戦です。ジゴバは影やガスを利用して神出鬼没に現れるため、物理的な攻撃が通用しにくいという難敵です。監督の出崎統氏による、光と影を強調した劇画調の演出が、ジゴバの不気味さを一層引き立てています。また、復活したばかりのタートル号が宇宙空間で繰り広げる迫力のアクションシーンも見逃せません。コブラがただの無敵のヒーローではなく、窮地にあっても軽口を叩きながら逆転のチャンスを伺うハードボイルドな格好良さが、全編にわたって散りばめられています。

③ゲスト声優は?

役名 声優氏名 ふりがな 生年月日 備考、没日など
ジゴバ 加藤精三 かとうせいぞう 1927年2月11日 2014年1月17日没
秘書 鵜飼るみ子 うかいるみこ 1954年6月9日
警備兵 幹本雄之 みきもとゆうじ 1948年3月15日
ナレーション 小林清志 こばやしきよし 1933年1月11日 2022年7月30日没

④エピソードの詳細は?

第2話は、コブラが再び「宇宙海賊」として社会的に認識され、ギルドとの因縁が本格化する重要な回です。物語の舞台は地球から宇宙へと広がり、広大な銀河を背景にしたSFアクションの基盤が整います。ジゴバという強烈な個性を放つ悪役を登場させることで、海賊ギルドがいかに恐ろしく、かつ多彩な能力者を有しているかが強調されました。コブラがサイコガンを単なる武器としてではなく、自らの精神力の一部として操る描写は、視聴者に強いインパクトを与えました。また、レディとの信頼関係に基づいた連携プレーも描かれ、二人が最高のパートナーであることを印象づけるエピソードとなっています。

⑤主題歌は?

オープニングテーマは、前野曜子さんが歌う「コブラ」です。大野雄二氏が手掛けたジャジーでスリリングな旋律は、コブラの世界観を象徴する代名詞となっています。前野さんの力強くも切ない歌声が、疾走感あふれる映像と重なり合い、視聴者の期待を高めます。エンディングテーマは「シークレット・デザイアー」。こちらも前野曜子さんが担当しており、激しい戦いの後の静寂を感じさせるようなしっとりとしたバラードです。大人の色気が漂う歌詞と旋律は、コブラの孤独な背中や、宇宙の広大さを物語っています。これらの名曲は、放送から40年以上が経過した今でも、多くのファンに愛され続けています。

⑥まとめ

「奇怪!ジゴバ」は、スペースコブラという作品が持つSFミステリーとしての面白さと、ハードボイルドなアクションを見事に融合させた傑作回です。宿敵ジゴバとの戦いを通じて、コブラの知略と精神力の強さが改めて証明されました。第1話で衝撃の復活を遂げたコブラが、本格的に宇宙へと旅立つこのエピソードは、シリーズのファンにとっても非常に重要な位置を占めています。豪華な声優陣による迫真の演技と、出崎監督による芸術的な演出は、今なお色褪せることがありません。左腕のサイコガンが火を噴くたびに、私たちはコブラという男の生き様に魅了されるのです。

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