スペースコブラ第3話:宿敵!クリスタルボーイ

スポンサーリンク

スペースコブラ第3話:宿敵!クリスタルボーイ

SFアクションアニメの金字塔スペースコブラにおいて、主人公コブラの最大かつ最強のライバルとして君臨するのがクリスタルボーイです。第3話では、その冷徹な殺し屋がコブラの前に立ちはだかり、サイコガンすら通用しない絶望的な恐怖を視聴者に植え付けました。光を透過する特殊なボディを持ち、圧倒的な力でコブラを追い詰めるボーイの初陣は、シリーズ全体のテンションを決定づける極めて重要なエピソードとなっています。この因縁の対決の幕開けを、当時の放送データや見どころを交えて詳しく紐解いていきます。

スペースコブラ第3話:宿敵!クリスタルボーイ

スポンサーリンク

①あらすじは?

・第3話

・宿敵!クリスタルボーイ

・1982年10月21日放映

海賊ギルドの追跡をかわしながら宇宙を進むコブラとレディの前に、ギルドの最高幹部であり、コブラの宿敵でもあるクリスタルボーイが姿を現します。ボーイは、コブラがかつて愛した女性の命を奪った張本人であり、コブラにとっては忘れることのできない因縁の相手でした。特殊なライブメタルで構成されたボーイの身体は、コブラの最強の武器であるサイコガンのエネルギーを透過・屈折させて無効化してしまいます。自身の最大の武器が通用しないという絶体絶命の窮地に陥ったコブラは、持ち前の機転と執念で、無敵の身体を持つボーイに反撃の糸口を見出そうと死闘を繰り広げます。

②みどころは?

第3話の最大のみどころは、何と言ってもクリスタルボーイの圧倒的な威圧感と、サイコガンが通用しないという絶望的なシチュエーションです。これまでの戦いで無敵を誇っていたサイコガンが、ボーイの透明な身体を虚しく通り抜ける演出は、視聴者に強い衝撃を与えました。出崎統監督による透過光を駆使した映像表現が、ボーイの冷酷な美しさと不気味さを際立たせています。また、コブラが肉体的なダメージを負いながらも、皮肉を交えたジョークを忘れないハードボイルドな格好良さも健在です。最強の敵を前にして、コブラがどのような「知略」を巡らせて戦うのかという心理戦の側面も、このエピソードの大きな魅力となっています。

③ゲスト声優は?

役名 声優氏名 ふりがな 生年月日 備考、没日など
クリスタルボーイ 小林清志 こばやしきよし 1933年1月11日 2022年7月30日没
ターベージ 内海賢二 うつみけんじ 1937年8月26日 2013年6月13日没
キャサリン 藤田淑子 ふじたとしこ 1950年4月5日 2018年12月28日没
ジェーン 中村晃子 なかむらあきこ 1945年1月3日

④エピソードの詳細は?

この回は、コブラとクリスタルボーイという二人の巨星が本格的に激突する記念すべきエピソードです。ボーイは単なる暴力の象徴ではなく、冷徹な知性と誇りを持つヴィランとして描かれています。物語の中でコブラは、ボーイの身体が偏光ガラスのような性質を持っていることを見抜き、物理的な攻撃や環境を利用した罠で対抗しようと試みます。また、このエピソードから三姉妹を巡る「刺青の女」編の核心へと物語が動き出し、宇宙を舞台にした壮大なトレジャーハントの幕が開きます。ボーイの背後に透けて見える人工的な内臓や骨格の描写は、当時の子供たちにトラウマ級の恐怖と、それ以上のSF的興奮を与えました。

⑤主題歌は?

オープニングテーマは、前野曜子さんが歌う「コブラ」です。大野雄二氏が作曲したこの曲は、007シリーズを彷彿とさせるゴージャスなホーンセクションと、疾走感あふれるベースラインが特徴です。前野さんのパンチの効いた歌声が、宿敵との死闘を予感させる第3話の導入を完璧に彩ります。エンディングテーマは「シークレット・デザイアー」。激しい戦いの中でコブラが胸に秘めた孤独や、かつての恋人への想いをなぞるようなメロウなバラードです。この情緒的な楽曲が流れることで、単なるアクションアニメに留まらない、大人の男の物語としての深みが生まれています。

⑥まとめ

「宿敵!クリスタルボーイ」は、シリーズを通じたコブラのライバル関係を決定づけた歴史的な一話です。サイコガンが効かないという衝撃の展開は、ヒーローが持つ「力」の限界と、それを補う「知恵」と「勇気」の物語へと昇華されました。小林清志さんによる冷徹なボーイの声と、野沢那智さんによる軽妙ながらも熱いコブラの声の対比は、今聴いても鳥肌が立つほどの完成度を誇ります。この第3話を観ることで、スペースコブラという作品が持つハードボイルドSFとしての真髄を深く理解することができるでしょう。銀河を股にかけた因縁の対決は、ここから伝説の領域へと加速していくのです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました