名探偵コナン★第10話: プロサッカー選手脅迫事件(1996年3月11日)

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名探偵コナン★第10話: プロサッカー選手脅迫事件(1996年3月11日)

あらすじ

毛利探偵事務所に女子高生の赤木量子がやって来て、「新一さんと付き合っているのですが、行方不明になった彼を探してほしい」と依頼します。コナンは量子に会ったことがないため困惑し、蘭は激怒して量子の家に乗り込むことにします。コナンは、玄関の鍵穴や下駄箱の中身から、ここは女性の住居ではないと気づき、乱れた子ども部屋で一枚の写真を見つけます。その写真には、プロサッカー選手の赤木英雄と幼い弟・守の姿が写っています。テレビ中継で英雄が試合中にミスを繰り返しているのを見たコナンは、「彼の弟が誘拐され、八百長を強要されている」と直感します。阿笠博士の弁当箱型ファックスが活躍し、守からのFAXの破れ跡を分析することで、脅迫状の仕掛けを解き明かします。コナンは犯人のアジトを突き止め、守を救出することに成功します。英雄は試合を無事に終え、黒幕は警察に逮捕されました。

みどころ

このエピソードは恋の誤解から始まるラブコメの展開が魅力的です。新一への嘘の告白によって蘭が怒り、コナンを巻き込む騒動が序盤で笑いを誘います。また、阿笠博士の弁当箱型ファックスがトイレからの通信に利用され、推理をサポートするというユニークなアイデアも印象的です。プロサッカー選手が誘拐された弟を人質に八百長を強要されるという緊迫した状況は、スポーツサスペンスとしての面白さを増しています。さらに、破れたFAXの分析を通じて、証拠品から動機を解明する論理的なトリックは、コナンの推理の魅力を示しています。

ゲスト声優

| 役柄 | 声優 | ふりがな | 生年月日 |
|————————|—————-|——————–|——————-|
| 赤木量子 | 平松晶子 | ひらまつ あきこ | 1967年8月31日 |
| 赤木英雄 | 辻谷耕史 | つじたに こうじ | 1962年4月26日 |
| 赤木守 | 丸田まり | まるた まり | 1961年4月25日 |

まとめ

第10話「プロサッカー選手脅迫事件」は、恋愛のトラブルと国際的な試合の緊迫感が見事に融合した作品です。序盤の蘭とコナンのコミカルなやり取りから、誘拐事件へと展開が一変し、八百長脅迫というシリアスなテーマが加わります。阿笠博士の弁当箱型FAXやその微細な破れ跡がトリックのカギとなり、懐かしさを感じさせるとともに知的な楽しさも提供しています。また、赤木英雄の葛藤や弟への愛情が深い物語性を生み出し、声優陣の演技がそのドラマをより引き立てています。次回の第11話「外交官殺人事件」にも期待が高まります。

 

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