名探偵コナン★ 第15話: 消えた死体殺人事件(1996年5月13日)

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名探偵コナン★ 第15話: 消えた死体殺人事件(1996年5月13日)

あらすじ

ゴールデンウィークの初日、午後に少年探偵団は川辺でラジコンボートを楽しんでいたところ、突然銃声が響きます。興味を持った彼らは双眼鏡で対岸の廃ビルの屋上を見ると、そこには狙撃手が立っている姿を発見しました。急いで現場に駆けつけると、狙撃手は慌てて逃げ去り、残されたのは「3135134162」と表示された電卓だけでした。コナンはこれが暗号であると直感し、電卓を逆さにして「2I 4E I S E I 3」と解読。これは時刻と列車名を示すメッセージでした。さらに捜査を進める中で、狙撃手の恋人である絵里が人質に取られ、犯人グループの“試し撃ち”に巻き込まれていることが明らかになります。コナンは阿笠博士が発明した弁当箱型のFAX携帯を使い、絵里からの断片的なメッセージをつなぎ合わせて狙撃現場へと導きます。山部警部補と共にビルの屋上で緊迫した救出劇が繰り広げられ、絵里を無事救出し、犯人も逮捕され、事件は幕を下ろします。

みどころ

– **電卓暗号の妙**:単純に数字を逆さに読むだけで、具体的なメッセージを導く仕掛けが斬新で魅力的です。
– **日常から突然の恐怖へ**:無邪気なラジコン遊びから一転し、銃声と人質事件に発展する演出が、視聴者を引き込む要素となっています。
– **少年探偵団の活躍**:双眼鏡を使った偵察や電卓の受け渡し、ビル探索など、子どもならではのフットワークとチームワークが際立ちます。
– **山部警部補の人間ドラマ**:元海上保安庁の誇りと恋人を救うための決断が、正義感と葛藤を交えたドラマ性を生み出しています。
– **阿笠ガジェットの有用性**:弁当箱型FAX携帯がトリック解明や人質救出の鍵になり、“日常ガジェット”の魅力を存分に味わえます。

ゲスト声優

| 役柄 | 声優 | ふりがな | 生年月日 |
|———|————–|——————|——————-|
| 山部警部補 | 中田 譲治 | なかた じょうじ | 1954年4月22日 |
| 絵里 | 小野寺 啓子 | おのでら けいこ | 1964年8月17日 |
| 操縦士 | 水内 清光 | みずうち きよみつ | 1960年11月17日 |
| 男A | 藤原 啓治 | ふじわら けいじ | 1964年10月5日 |
| 男B | 巻島 直樹 | まきしま なおき | 1962年8月23日 |
| 男C | 千葉 一伸 | ちば いっしん | 1968年6月26日 |

まとめ

第14話「謎のメッセージ狙撃事件」は、ラジコン遊びから始まる意外な導入が特徴です。続いて現れる“電卓逆さ読み暗号”や“トランシーバーを持つ少年探偵団”、“阿笠博士の発明したFAX携帯”など、多彩なギミックが次々と展開されます。シンプルなトリックが具体的なメッセージに昇華される様子は、コナンらしい知的な楽しさを提供しています。また、元海保の山部警部補の葛藤や恋人を救うドラマがサスペンスに深みを与えています。少年探偵団の機転や阿笠のガジェットが活躍するシーンは、子ども目線の楽しさも感じられ、シリーズの中でも特にエンターテインメント性が高い回です。緊迫感あるビルの屋上でのアクションと心温まる救出劇が融合したこのエピソードは、ファンにとって必見の作品です。次回は第15話「消えた死体殺人事件」で、新たな謎が展開します。

 

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