スペースコブラ第10話イレズミの秘密
寺沢武一原作の不朽の名作アニメ、スペースコブラ。第10話のイレズミの秘密は、物語の核心に迫る重要なエピソードです。主人公のコブラと刺青を持つ三姉妹の一人、ジェーンが雪の惑星シドを舞台に過酷な戦いを繰り広げます。海賊ギルドの刺客であるサンドラが初登場し、物語は一気に緊張感を増していきます。伝説の刺青に隠された謎とは一体何なのか。本記事では、当時の放送データや豪華な声優陣、そして映像美が光る演出など、ファン必見のポイントを余すことなく詳しく解説していきます。
1. あらすじは?
第10話:イレズミの秘密
ドラマタイトル:スペースコブラ
放映年月日:1982年12月9日
コブラとジェーンは、刺青の秘密を解き明かすため、ジェーンの妹であるキャサリンが収監されている惑星シドへと向かいます。しかし、そこには海賊ギルドの冷酷な女幹部、サンドラが率いるスノー・ゴリラの部隊が待ち構えていました。雪に覆われた過酷な環境の中で、コブラたちは激しい追跡を受けます。サンドラの目的もまた、三姉妹の背中に刻まれた地図の謎を手に入れることでした。絶体絶命の危機に陥るジェーンを救うため、コブラのサイコガンが火を噴きます。刺青を巡る宿命の物語が、ここから大きく動き出すことになります。
2. みどころは?
本エピソードの最大の見どころは、何と言っても新キャラクターであるサンドラの圧倒的な存在感です。彼女の冷酷さと美しさは、当時の視聴者に強い印象を与えました。また、惑星シドの吹雪の中でのアクションシーンは、出崎統監督特有の透過光や止め絵の技法が効果的に使われており、アニメーションとしての完成度が非常に高いです。コブラの皮肉めいたセリフ回しと、緊迫した状況下でも失われないハードボイルドな雰囲気の対比も魅力です。ジェーンの背中にある刺青の謎が徐々に明かされていく過程は、ミステリー要素も強く、視聴者を物語に引き込みます。
3. ゲスト声優は?
| 役名 | 声優氏名 | ふりがな | 生年月日 | 備考、没日など |
| サンドラ | 田島令子 | たじま れいこ | 1949年2月17日 | クィーン・エメラルダス役など |
| 署長 | 渡部猛 | わたべ たけし | 1936年3月21日 | 2010年12月13日没 |
| 兵士 | 二又一成 | ふたまた いっせい | 1955年3月15日 | めぞん一刻の五代裕作役など |
4. エピソードの詳細は?
この回では、海賊ギルドの組織力がより具体的に描かれています。特にスノー・ゴリラという部隊の機動力や、サンドラが操る兵器の数々は、コブラを苦しめるに十分な脅威として描かれています。ジェーンの三姉妹に関する設定も深掘りされ、彼女たちが背負う過酷な運命が強調される内容となっています。脚本の構成も秀逸で、惑星シドの極寒の描写が、キャラクターたちの心理的な追い詰められ方を見事に表現しています。また、コブラがジェーンを守る際に見せる、普段の軽薄さとは裏腹なプロフェッショナルな戦いぶりが、多くのファンの心を掴んだ名エピソードです。
5. 主題歌は?
スペースコブラを彩る音楽は、作品の持つアダルトでスタイリッシュな雰囲気を完璧に構築しています。オープニングテーマであるコブラは、前野曜子が歌唱を担当しました。彼女のハスキーで伸びやかな歌声は、宇宙を股にかける一匹狼の生き様を見事に表現しています。作曲は大野雄二が手掛けており、ジャジーなブラスセクションと疾走感あふれるメロディは、40年以上が経過した現在でも全く色あせることがありません。
エンディングテーマのシークレット・デザイアも、同じく前野曜子による歌唱です。こちらはオープニングとは対照的に、メロウで哀愁漂うバラードとなっています。激しい戦いの後に訪れる静寂や、コブラが抱える孤独な影を連想させる名曲です。羽田健太郎による劇伴音楽も素晴らしく、緊迫したシーンでは視聴者の鼓動を早め、ロマンチックなシーンでは深く情緒に訴えかけます。これらの楽曲が、第10話の雪原での死闘をより一層ドラマチックに演出しているのです。
6. まとめ
第10話は、刺青三姉妹編の序盤における大きな山場であり、物語のスケールが宇宙全体へと広がっていくターニングポイントでした。サンドラという強敵の出現により、コブラの戦いはさらに激化していきます。伝説の刺青に隠された究極の秘密を求めて、次なる展開からも目が離せません。このエピソードを改めて見返すことで、スペースコブラという作品が持つ独自の色気とハードアクションの真髄を再確認できるはずです。

コメント