スペースコブラ第9話:出現!!海賊スノウ・ゴリラ

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スペースコブラ第9話:出現!!海賊スノウ・ゴリラ

不朽の名作SFアクションアニメ「スペースコブラ」の第9話では、刺青の三姉妹を巡る物語がいよいよ最終局面へと向かい始めます。宿敵クリスタルボーイを撃破したコブラの前に、次なる脅威として立ちはだかるのは、極寒の惑星を支配する女首領サンドラ率いる海賊ギルドの精鋭部隊「スノウ・ゴリラ」です。新たな三姉妹の一人、ドミニクとの運命的な出会いや、雪と氷に閉ざされた過酷な環境下での死闘など、シリーズ中盤の大きな転換点となる本エピソードの魅力を、当時の放送データとともに詳しく解説していきます。

スペースコブラ第9話:出現!!海賊スノウ・ゴリラ

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①あらすじは?

・第9話

・出現!!海賊スノウ・ゴリラ

・1982年12月2日放映

クリスタルボーイとの激闘を終えたコブラは、亡きジェーンの遺志を継ぎ、三姉妹の最後の一人であるドミニクを捜して雪の惑星へと向かいます。しかし、そこは海賊ギルドの傘下にある凶悪な女性部隊「スノウ・ゴリラ」の拠点でした。首領サンドラは、コブラの首と刺青の秘密を狙い、執拗な追撃を開始します。過酷な吹雪の中でコブラが出会ったのは、銀河パトロールの隊員として身を隠していたドミニクでした。ギルドの追っ手が迫る中、コブラはドミニクを守り抜き、三姉妹に隠された巨大な謎を解き明かすために再びサイコガンを抜く決意を固めます。

②みどころは?

本エピソードの最大のみどころは、新キャラクターであるドミニク・ロイヤルの登場と、敵対するサンドラとの対比です。三姉妹のなかでも理知的で芯の強いドミニクと、冷酷非道で野心家のサンドラという、二人の魅力的な女性キャラクターが物語に華を添えます。演出面では、出崎統監督による「雪」の表現が見事です。吹き荒れる雪嵐のなか、透過光を用いた美しい光の演出や、緊迫したシーンで差し込まれる劇画調の止め絵が、寒冷地での戦いの過酷さを際立たせています。また、スノウ・ゴリラが操るユニークな兵器や、コブラが雪山で見せるスキーを駆使したアクションなど、SFならではのガジェットとスリリングな展開が凝縮されています。

③ゲスト声優は?

役名 声優氏名 ふりがな 生年月日 備考、没日など
ドミニク 藤田淑子 ふじたとしこ 1950年4月5日 2018年12月28日没
サンドラ 田島令子 たじまれいこ 1949年2月17日
ジョー 幹本雄之 みきもとゆうじ 1948年3月15日
兵士 二又一成 ふたまたいっせい 1955年3月15日

④エピソードの詳細は?

第9話は、三姉妹編の完結に向けた重要なプロローグとしての役割を担っています。これまで謎に包まれていた三女ドミニクが、実は銀河パトロールのアンダーカバー(潜入捜査官)であったという衝撃の事実が明かされ、物語は単なる宝探しから銀河規模の陰謀へとスケールを広げていきます。サンドラ率いるスノウ・ゴリラは、女性だけで構成された部隊ながら、その戦闘能力はギルド内でも屈指であり、コブラを物理的にも精神的にも追い詰めていきます。コブラがドミニクの背中の刺青を確認しようとする際に見せる、彼らしいユーモアとデリカシーの絶妙なバランスも描かれ、二人の間に芽生え始める信頼関係が丁寧に描写された回となりました。

⑤主題歌は?

オープニングテーマは、前野曜子が歌う「コブラ」です。大野雄二によるジャジーな旋律は、極寒の惑星を舞台にした第9話においても、コブラのクールなダンディズムを象徴する素晴らしいアクセントとなっています。エンディングテーマの「シークレット・デザイアー」は、雪原に消えていく戦士たちの哀愁を包み込むようなメロウなバラードです。前野曜子のハスキーな歌声が、亡き姉妹への想いを抱えながら戦うドミニクの心情や、彼女を支えるコブラの孤独な優しさに深く寄り添います。これらの洗練された楽曲が、本作を単なる子供向けのアニメではない、大人の鑑賞に堪えうる質の高いエンターテインメントへと押し上げています。

⑥まとめ

「出現!!海賊スノウ・ゴリラ」は、コブラの旅が新たなる局面を迎えたことを告げる記念碑的なエピソードです。冷酷な女首領サンドラという強烈なヴィランの登場により、物語の緊張感は一段と高まりました。また、藤田淑子さん演じるドミニクの凛とした美しさは、これまでのジェーンやキャサリンとは異なる魅力を放ち、コブラとの新たなコンビネーションを期待させます。雪と氷の世界で繰り広げられる知略と武力のぶつかり合いは、シリーズ屈指の映像美を誇ります。この第9話を経て、三姉妹の刺青が導く「最終兵器」の謎がいよいよ白日の下に晒されることになります。左腕のサイコガンが、凍てつく空気を切り裂いて放たれる瞬間をぜひ見届けてください。

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