名探偵コナン★第125話: 謎の狙撃者殺人事件(後編)(1998年11月2日)
あらすじ
祝賀パーティーの現場に招かれた小五郎、コナン、蘭は、石本精機の社長である石本誠二から脅迫状の犯人を見つけるよう依頼される。会場が暗くなり、スポットライトが再び灯ると、誠二を狙った銃弾が背後にいた高田代議士の胸を貫する通。コナンはその瞬間を目撃し、照明の足場にいた不審な男を追いかけるが、その男は姿を消してしまう。小五郎は誠二の護衛を務め、コナンは会場に隠されたトリックを解明し、真の狙撃者を見つけ出そうと奮闘する。
みどころ
本話の最大の魅力は、暗転から再点灯の演出を駆使した「スナイパートリック」である。銃声の発生源を特定したコナンが、瞬時に照明の足場に目を向け、不審者の動きを読み取る姿に緊張感が走る。また、小五郎が「警護」として高級ホテルに泊まり込み、議員が狙撃された直後の混乱を描く会場の描写が、さらに緊迫感を増している。
ゲストの声優
石本誠二役は川久保潔(生年月日:1929年11月18日)
田中幸子役は引田有美(生年月日:1965年6月2日)
新倉常章役は銀河万丈(生年月日:1948年11月12日)
佐藤美和子役は湯屋敦子(生年月日:1968年9月1日)
司会者役は千葉一伸(生年月日:1968年6月26日)
まとめ
「謎の狙撃者殺人事件(前編)」は、華やかな祝賀パーティーという日常の舞台を一変させ、暗転と光の瞬間を利用した狙撃トリックでシリーズ屈指のサスペンスを生み出すエピソードである。コナンの瞬時の推理力と小五郎のぎこちない護衛が緊張感を高め、次回への期待感を盛り上げる非常に見ごたえのある前編となっている。
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