名探偵コナン★第128話： 黒の組織10億円強奪事件（1998年11月23日）

あらすじ

毛利小五郎は、探偵料の入金を確認するために江戸川コナンと毛利蘭を伴い、四菱銀行米花支店へと足を運びます。そこで、銀行の裏口にて現金輸送車が、ショットガンを持った二人組に襲撃される場面を目撃します。警備員や元レーサーが次々と命を奪われる中、コナンはターボエンジン付きのスケートボードで犯人を追いかけますが、逃げられてしまいます。一見すると、ただの強盗事件のようですが、コナンはそこに潜む「黒の組織」の影を感じ取り、真相の解明に乗り出すことになります。

みどころ

本エピソードでは、シリーズ初となる「黒の組織」に直接関わる物語が展開されます。街中で繰り広げられるスリリングなスケボー追跡シーンと、銀行襲撃の背後に潜む謎の組織のメンバーが対照的に描かれています。また、銀行員として登場する宮野明美が利用され、事件に巻き込まれる衝撃的な展開は視聴者に強烈な印象を与えます。コナンが組織の冷酷さを実感し始めるこのエピソードは、シリーズの大きな転機となるものです。

ゲストの声優

– ジン：堀之紀（1952年9月12日生）
– ウォッカ：立木文彦（1961年4月29日生）
– 宮野明美：玉川紗己子（1962年1月20日生）
– 岸井：千葉一伸（1968年6月26日生）
– トメさん：中嶋聡彦（1962年8月12日生）

まとめ

「黒の組織10億円強奪事件」は、連続する強盗と殺人の背後に潜む組織の冷酷さを浮き彫りにする重要なエピソードとなっています。明るい場所で繰り広げられる派手な追跡アクションと、銀行員・宮野明美が真実に気づく瞬間が緊張感を引き立てます。コナンと黒の組織との距離が一気に縮まるこのエピソードは、シリーズにおける大きなターニングポイントといえるでしょう。