名探偵コナン★第133話 奇術愛好家殺人事件(疑惑篇) 1999年2月1日
あらすじ
園子と蘭が参加する「奇術愛好家連盟」のオフ会は、雪に包まれた山中のロッジで開催されていた。しかし、そこでは連続殺人事件が発生。ボードリーダーの西山が遺体で見つかり、さらに庭の雪の中には浜野の死体も発見される。疑念が渦巻く中、コナンは二つのトリックを再検証し、次なる事件に備えて身を引き締める。
みどころ
本作の最大の魅力は、雪原と密閉されたロッジを背景に展開される連続殺人のトリックです。足跡のない雪の上、凍えた浴室に隠されたホチキスの針、暗闇を貫くホウガンの一矢など、極限状態での仕掛けが非常に巧妙です。さらに、メンバー間の不信感やコナンが積み上げる微細な証拠が緊迫感を増し、次回の「解決篇」へ向けた伏線が至る所に散りばめられています。
ゲストの声優
荒義則(あら よしのり):徳弘夏生(とくひろ なつお、1948年6月23日生)
土井塔克樹(どいとう かずき):渡辺寛二(わたなべ かんじ、1958年3月29日生)
須鎌清日呂(すがま きよひろ):田中冬星(たなか とうせい、1961年3月12日生)
まとめ
「疑惑篇」では、極寒の密室と連続殺人という異常な事態が、一同の結束を試すこととなります。コナンは雪上の足跡や舞台装置、血痕の位置からトリックの核心を的確に見抜き、仲間の疑念を巧みに操ります。次回の「解決篇」で明らかになる真実と、ロッジに潜む“黒い影”への期待が高まる傑作エピソードです。
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