名探偵コナン★第149話「遊園地バンジー事件」(1999年6月21日放送)

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名探偵コナン★第149話「遊園地バンジー事件」(1999年6月21日放送)

あらすじ

毛利小五郎は蘭さんとコナン君を遊園地に連れて行くことにしましたが、蘭さんからの不満が募り、バンジージャンプを強いられることになります。クレーンの上で躊躇している小五郎を横目に、仮面ヤイバーの演者である細野裕太が空中に飛び降ります。しかし、突然ゴムから煙が立ち上り、細野は川に墜落し、命を落としてしまいます。最初は事故と考えられましたが、ゴムの焦げ跡から人為的な爆薬の仕掛けが確認されます。コナンは観客が撮影したビデオと現場の水跡を手がかりに、ショー関係者のアリバイを一つずつ覆し、控室で推理ショーを繰り広げます。最終的に大道具担当の大嶽渉が真犯人であることが明らかになります。

みどころ

このエピソードの最大の魅力は、バンジージャンプという華やかな演出の背後に隠された“爆薬トリック”の解明です。コナンはビデオ映像に映る微細な水しぶきや濡れた衣服を見逃さず、爆発の場所と水の移動経路を論理的に結びつけます。彼の鋭い推理力には圧倒されます。また責、任者や演者たちのアリバイが次々と崩れていく過程では、視聴者もハラハラしながら真実に迫る緊迫感を感じることができます。

 ゲストの声優

細野裕太役は千葉一伸さん(1968年6月26日生まれ)、大久保晋平役は石井康嗣さん(1960年7月1日生まれ)、高田友寛役は喜田あゆ美さん(1966年6月7日生まれ)、藤田清三役は藤城裕士さん(1940年2月26日生まれ)、春川加菜子役は彩木香里さん(1970年3月25日生まれ)、石島昭義役は菅原淳一さん(1959年3月27日生まれ)、係員A役は小上裕通さん(1972年7月28日生まれ)、係員B役は清水敏孝さん(1968年12月15日生まれ)、係員C役はくわはら利晃さん(1972年9月5日生まれ)、最後に大嶽渉役は北沢洋さん(1963年7月9日生まれ)が担当しています。

 まとめ

「遊園地バンジー事件」は、アトラクションの華やかさと残酷なトリックが対比される、名探偵コナンの中でも特に優れたオリジナルエピソードです。小五郎の罰ゲームから始まり、コナンの緻密な映像解析と現場検証が際立つ展開は、推理アニメの真髄を存分に味わわせてくれます。爆破トリックの解明は、阿笠博士の発明品に頼らず、「観察と論理だけで解決できる」コナンの真の力を示しています。アリバイ崩しの過程で明らかになる関係者の疑惑と、最後に暴かれる犯人の大胆な計画は、一見の価値がある内容です。

 

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