名探偵コナン★第255話 松江玉造連句14番勝負(前編):2001年10月29日

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名探偵コナン★第255話 松江玉造連句14番勝負(前編):2001年10月29日

あらすじ

毛利小五郎が商店街の福引で当たった旅行券を使い、コナンと蘭は島根県松江市へ出かけます。ホテルのロビーで、短大の国文科助教授である安藤礼子とその仲間たちと出会います。翌朝、八重垣神社を訪れた際、牛窪剛三の訃報が届きます。現場は神社の遊歩道で、賑やかに行われる句会の裏には複雑な人間関係が潜んでいます。コナンは、句を手がかりに連句仲間の中に隠れた殺意を探り始めます。

みどころ

本話の魅力は「文芸トリック」と「旅情ミステリー」の見事な組み合わせです。連句という言葉のやり取りが、被害者と容疑者のアリバイを覆す巧妙さに驚かされます。また、松江城や宍道湖、玉造温泉といった歴史的な舞台が、リアルな現地感を醸し出しています。句会の楽しげな雰囲気から一転、衝撃的な死体発見が視聴者を引き込みます。後編への伏線となる“死に際のダイイングメッセージ”も見逃せません。

ゲストの声優

– 安藤礼子(短大助教授)CV:鈴鹿千春(1958年8月15日生)
– 八木沢巧(和菓子店主)CV:田中正彦(1954年10月1日生)
– 椎名涼介(歯科医)CV:遊佐浩二(1968年8月12日生)
– 川口みずき(図書館司書)CV:吉田小南美(1967年6月6日生)
– 牛窪剛三(投資家)CV:広瀬正志(1947年11月6日生)

まとめ

第255話「松江玉造連句14番勝負(前編)」は、珍しい詩形である“連句”を巧みにトリックとして描いた意欲作です。旅先という情緒あるロケーション、句会に特有の言葉の遊びから浮かび上がる人間ドラマ、そして死に際に残された句の伏線が巧みに絡み合います。前編とはいえ、コナンの鋭い洞察力やゲスト声優陣の素晴らしい演技が際立つ、シリーズの中でも特に印象深いエピソードとなっています。

 

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