名探偵コナン★第258話 シカゴから来た男（前編）：2001年11月19日

あらすじ

米国シカゴ警察からの招待状が、毛利探偵事務所に届きます。捜査協力を依頼されたコナンと小五郎は、蘭を連れてシカゴへ向かう予定でしたが、空港で突如入国審査に引っかかってしまいます。そこで現れた謎の男、ジェフ・マーロウが小五郎のパスポートを偽造し、彼を誘拐します。コナンは英語と暗号を駆使し、マーロウの狙いが「シカゴ美術館にある名画」であることを見抜きます。空港内に隠された暗号を解読し、小五郎の救出と美術品の盗難を食い止めるために奔走する、シリーズ初の海外ロケ感満載の前編です。

みどころ

本話の魅力は、広大な空港を舞台に繰り広げられるアクションと推理の展開、さらにはコナンの英語によるコード解読シーンです。セキュリティエリアへの潜入捜査には緊迫感が漂い、動く歩道やX線検査機を駆使したトリックは国内のエピソードとは異なる新鮮さを感じさせます。また、英語のフレーズに隠された犯人の指示コードを瞬時に翻訳し解析するコナンの才能が際立ちます。異国の地で繰り広げられる推理劇は、視聴者の心をつかむことでしょう。

ゲストの声優

– ジェフ・マーロウ（謎の男）CV：銀河万丈（1948年2月7日生）
– 空港職員 CV：千葉一伸（1968年6月26日生）
– 稲垣美沙（美術館キュレーター）CV：山野井仁（1962年11月16日生）
– シカゴ警察官 CV：郷里大輔（1964年8月20日生）
– 通訳スタッフ CV：坂本千夏（1977年7月12日生）

まとめ

第258話「シカゴから来た男（前編）」では、空港と美術館を舞台に、海外情緒にあふれたトリックとアクションが融合しています。コナンの英語解析やコード解読が物語の鍵を握り、異文化コミュニケーションを絡めた推理劇は、シリーズに新たな風を吹き込むものです。前編の最後に明かされる謎の名画を狙った意図が、後編への期待を高める素晴らしいエピソードとなっています。