名探偵コナン★第271話 隠して急いで省略（前編）：2002年3月11日

あらすじ

2002年3月11日に放送された第271話「隠して急いで省略（前編）」では、帝丹高校の英語教師ジョディ・スターリングに誘われた工藤新一、妃英理、目暮警部はビル内の喫茶店へ足を運びます。しかし、停電が発生した後、エスカレーターの前で封筒を抱えた男性がうずくまっているのを目撃します。その男性は社内横領の証拠をつかんだ探偵であり、血で書かれた「○×△」という暗号のような遺書を残して亡くなります。工藤はジョディが教えた“キュートなマーク”のヒントを思い出し、紙に残された「□○×△」が示す真の犯行現場を探し始めます。

みどころ

– **ダイイングメッセージの暗号トリック**：者被害が血で残した「○×△」の意味を、ジョディが授業で説明した“キュートなマーク”を使って解明する巧妙な展開が印象的です。
– **閉ざされた空間のサスペンス**：ビル内の停電による混乱が、エスカレーター前の場面を緊張感のある見せ場に変えます。
– **工藤新一とジョディのコンビ**：暗号解読を通じた英語教師ジョディとの推理のやり取りが新鮮で、二人の掛け合いが楽しめます。
– **少年探偵団の活動**：妃英理、光彦、元太が細かい捜査をサポートし、工藤新一だけではなくチーム全体で真相に迫る点が魅力的です。

ゲストの声優（生年月日）

– ジョディ・スターリング（Jodie Starling）／一城みゆ希（本名非公表）：生年月日非公表
– 社内探偵（被害者）／声優非公表：生年月日非公表
– 来生（らいせい）／声優非公表：生年月日非公表

(注：本話においてはゲスト声優の情報が公式にクレジットされておらず、一部キャストは非公表となっています)

まとめ

「○×△」という暗号を巡る前編では、“英語の×マーク＝cute mark”という一見ユーモラスなヒントが、巧妙に殺人トリックへと繋がる展開が際立ちます。停電によって緊迫感が漂うビル内、エスカレーター前での死体発見、少年探偵団の機転など、様々な要素が絡み合い、視聴者を最後まで引き込む内容となっています。後編では「隠された真実」が明らかになり、ジョディとの息の合った推理合戦が繰り広げられることに期待が高まる、シリーズの中でも特に印象に残るミステリー回です。