名探偵コナン★第334話 似た者プリンセス（後編）：2003年9月1日

妃英理は蘭の依頼で、毛利小五郎の代わりに藤枝幹雄を狙う人物を探るべく依頼主宅を訪れる。偶然再会した工藤有希子と共に、防犯カメラを見守る中、密室のオーディオルームで幹雄が銃殺される決定的瞬間を目撃する。

あらすじ

妃英理、工藤有希子、毛利蘭、江戸川コナンは藤枝家のリビングルームで事情聴取を受けます。幹雄の妻である素華、執事の植木、義弟の繁、庭師の土肥が容疑者として浮上する中、コナンは一発目と二発目の間にあった約3分の空白に注目します。カメラ映像のタイムラグと、幹雄が持っていた本のしおりの位置から、密室トリックの謎を解き明かそうとします。

みどころ

後編の最大のハイライトは、「間違った道しるべ」という優作からの電話によって、コナンがトリックを理解する瞬間です。有希子の巧みな演技から引き出された庭師・土肥の証言と、電気コードの長さを利用した密室の演出が見事に一致し、視聴者はその巧妙なアリバイトリックに驚かされます。また、英理と有希子のコンビネーションが際立つ名場面も見逃せません。

ゲストの声優（生年月日）

藤枝素華役：本間ゆかり（ほんま ゆかり）
誕生日：7月22日（東京都出身）

まとめ

「似た者プリンセス（後編）」は、防犯カメラの映像トリックと巧妙なアリバイトリックが絶妙に組み合わさった作品です。英理と有希子の名推理コンビに加え、コナンが電話越しのヒントを基に真相を暴く緊迫した展開は、シリーズの中でも特に高い完成度を誇ります。次回以降のストーリーもぜひお楽しみに。