名探偵コナン★第347話 お尻のマークを探せ（後編）：2004年1月19日

雨の夜、通り魔に襲われた歩美と元太に残された“５”に似たマーク。その正体は車のエンブレムと判明し、血のついたキーを拾ったコナンは３台の車の持ち主を米花警察署に招集する。列席した３名はそれぞれアリバイを主張するが、コナンはキーの傷と位置、スモークガラス越しのわずかな動きから真犯人を絞り込んでいく――

あらすじ

警察に呼び出された容疑者たち、榎本洋、自動車修理工の福地直和、そして出川俊昭の3名は、いずれも自分のアリバイを守るためにマスターキーを失ったと主張します。しかし、コナンは落ちていたキーの擦り傷と駐車位置のずれに注目します。さらに、歩美の証言を元に、犯人がキーを拾った後に車を一度動かし、証拠を隠そうとしたことに気づき、真の犯人に迫ります。

みどころ

後編のハイライトは、コナンが“キーの傷”という繊細な手がかりを徹底的に解析する場面です。血のついたキーに残された擦り傷の角度と、犯人が車を動かす際にできたタイヤ跡の位置関係を照合し、駐車枠の境界から動かされた車両を特定します。スモークガラス越しに見える助手席側のわずかな血痕も決定的な手掛かりとなり、視聴者は緻密な推理に引き込まれます。

ゲストの声優

榎本洋役は三木眞一郎さんが担当しています。彼は1968年11月11日生まれで、東京都出身です。

まとめ

「お尻のマークを探せ（後編）」は、通り魔のトリックをキーの微細な傷と車両の位置のズレから解き明かす巧妙な推理劇です。日常の中に潜む“５”マークの正体を見抜く過程は、シリーズの中でも特に緊張感と満足感を提供します。次回もコナンの鋭い観察眼による謎解きをお楽しみに。