名探偵コナン★第362話 帝丹高校学校怪談(後編):2004年5月31日
あらすじ
帝丹高校の中庭に、2年前に事故で亡くなった生徒・保坂英彰の机が突如現れました。机の上には「怨み」と書かれたメモが貼り付けられ、周囲のぬかるみには誰の足跡も見当たりません。蘭からの依頼で捜査を始めたコナンは、この幽霊騒動の背後に“人為的なトリック”が隠されていると感じます。園子をおとりに使い、麻酔銃で眠らせた後、仕掛けられた装置を暴き、校舎内に潜む真犯人を追い詰める展開が繰り広げられます。
みどころ
“足跡なし”の校庭と幽霊メモの演出が生み出す恐怖感と、コナンの緻密な推理が融合する緊張感が最大の魅力です。薄暗い中で浮かぶ机と恨みの文字が不気味さを増す中、コナンが雨水に溶け込んだ特殊な粉末を使い、足跡の謎を解くシーンは非常に印象的です。後編ならではのトリック解明と予想外の犯人の正体は視聴者を驚かせるでしょう。
ゲストの声優(生年月日)
– 新出智明:堀秀行(1954年3月23日生)
– ジョディ・スターリング:一城みゆ希(1949年8月23日生)
– 塚本数美:桑島法子(1975年12月12日生)
– 物部雅生:成田剣(1964年5月18日生)
– 校長:矢田耕司(1933年4月15日生)
– 世古国繁:森久保祥太郎(1974年2月25日生)
まとめ
“幽霊”のように見える机が現れる怪現象を、コナンが科学と観察力で解明する学園ミステリーの後編です。足跡消失のトリックやメモの筆跡など細かな矛盾を追求し、麻酔銃と特殊粉末を駆使して見事に解決する様子は鮮烈で痛快です。ホラー演出と本格的な推理が高次元で融合し、前編の不安を振り払う爽快感を味わえるでしょう。帝丹高校を舞台にした異色回のクライマックスを楽しんでください。
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