名探偵コナン★第374話 星と煙草の暗号(前編):2004年10月18日

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名探偵コナン★第374話 星と煙草の暗号(前編):2004年10月18日

あらすじ

天体観測を楽しむために、コナンと少年探偵団は阿笠博士の案内で山奥にある「天土ペンション」を訪れます。到着後、彼らは1年前に失踪した河埜麻雄から招待を受けたという3人の宿泊客に出会います。彼らは、河埜の婚約者である野之宮悦子、天文雑誌編集長の御上平八、および同編集部員の二川肇です。夜、丘の上で星を観察していると、コナンたちは草むらに横たわる白骨化した遺体を発見します。遺体の周囲に石灰がまかれていることから、コナンは「これは単なる野生動物の死骸ではなく、殺人事件である」と結論づけます。

みどころ

前編における特筆すべきポイントは、満天の星空と静寂に包まれた山中での白骨死体発見というホラー要素の演出です。石灰の跡や周囲に残された微かな足跡、さらに河埜からの招待状という共通の謎が、視聴者に不安感を与えます。また、ペンション内の人間関係における婚約者や先輩後輩という複雑な思いが、暗い動機を感じさせ、後編への期待感を高めます。コナンがまるで夜光虫のように小さな証拠を丁寧に拾い上げる推理シーンも見逃せません。

ゲストの声優(生年月日)

野之宮悦子(河埜麻雄の婚約者):柚木涼香(1974年1月10日生)
御上平八(天文雑誌編集長):筈見純(1934年7月14日生)
二川肇(雑誌編集部員):志賀克也(1969年12月18日生)
天土隆司(ペンションオーナー):坂口賢一(1965年8月23日生)

まとめ

星空に包まれた山奥のペンションを舞台に、「招待状」「石灰」「失踪事件」といった前編ならではの謎が巧みに配置されたストーリーです。白骨死体を取り巻く不可解な痕跡や、河埜麻雄との関係を持つ宿泊客たちの思惑が絡み合い、コナンが小さな違和感を積み重ねながら後編のトリック暴露へと導く構成は見事です。ホラーと本格推理が交差する「星と煙草の暗号(前編)」をぜひお楽しみください。

 

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