名探偵コナン★第386話 ストラディバリウスの不協和音(間奏曲):2005年1月31日

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名探偵コナン★第386話 ストラディバリウスの不協和音(間奏曲):2005年1月31日

あらすじ

前半で毒針のトリックを打破した工藤新一。しかし、ビクトリア交響楽団では今度、チェロ奏者である早川真琴が楽屋で毒に倒れてしまいます。調査の結果、舞台袖に置かれたチェロケースに仕掛けられた毒液噴射装置が原因であることが判明します。工藤は舞台裏にある暗号のような楽譜の書き込みや、不協和音の響きに注目し、毒の発生源がオーケストラピット内の音響機器に隠されていることを見抜きます。静寂の間奏曲を利用して、次の被害を防ぐため、工藤は敵の動きをしっかりと監視しながら真犯人を追い詰めます。

みどころ

“間奏曲”に合わせて流れる不気味な不協和音が、緊張感を一層高める演出が圧巻です。弦楽器の音色と劇伴が絶妙にシンクロし、毒噴射の瞬間にはチェロの低音が不協和音を強調します。工藤が舞台の仕掛けと楽譜の暗号を瞬時に照合し、音の揺らぎから犯行のタイミングを割り出す一連の推理シーンは、視覚と聴覚の両方で楽しめる芸術的な見せ場となっています。また、楽団員の動きから群衆のトリックを読み解くシーンも見逃せません。

ゲストの声優(生年月日)

– 早川真琴(チェロ奏者)役:甲斐田裕子(1970年6月24日生まれ)
– 音響担当・田辺彰役:中井和哉(1967年8月12日生まれ)

まとめ

ストラディバリウス編の間奏曲では、音楽をテーマにしたトリックがさらに深化しています。前編の舞台装置トラップに続く、音響機器と毒噴射という意外な仕掛けが明らかになり、工藤の論理と思考が融合した解決劇が印象的です。クラシックの世界とミステリーが高次元で交錯した本作は、シリーズの中でも屈指の傑作と呼ばれています。後編の「終奏曲」での衝撃の結末をお見逃しなく。

 

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