名探偵コナン★第394話 奇抜な屋敷の大冒険(封印編):2005年4月18日
あらすじ
青山剛昌の旧友である建築家の七瀬聡一郎から「ユニークな屋敷を設計したので、ぜひ見に来てほしい」と誘いを受け、小五郎、コナン、蘭がその豪邸に足を運びます。しかし、その屋敷は仕掛けが満載で、まるで迷路のように入口が封じられ、脱出が不可能な状況に陥ります。さらに、七瀬が突然倒れてしまい、部屋の鍵が次々に消えてしまいます。コナンは屋敷の図面に隠された暗号と、封じられた扉の機構を分析し、七瀬が自ら作り出した“脱出トリック”によって事件から逃れようとしていることに気づきます。しかし、その背後には彼を陥れようとする者の影が迫っています。
みどころ
“ユニークな屋敷”を舞台にしたトリックの連続が目を見張るものです。壁が回転し、床が傾く仕掛けや、天井から降る偽の血痕、隠し通路の封印機構など、遊園地のアトラクションのような罠をコナンが冷静に解き明かします。図面に施された装飾パターンが暗号として機能する緻密さや、閉ざされた空間でのタイムリミットと心理戦は、前編でありながら緊張感を持続させ、息をつく暇もありません。
ゲストの声優(生年月日)
– 七瀬聡一郎(建築家)役:関智一(1969年9月8日生まれ)
– 七瀬玲子(妻)役:朴璐美(1976年1月19日生まれ)
まとめ
この“封印編”は、建築トリックと密室ミステリーが融合した異色のコラボレーションとなっています。遊園地のような仕掛け屋敷で繰り広げられる謎解きは、コナンシリーズの中でも屈指のエンターテインメント性を誇ります。扉の封印解除と暗号解読が次回の後編への期待を一層高めます。建築家の狂気と愛憎が交錯する後編をお見逃しなく。
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