名探偵コナン★第395話 奇抜な屋敷の大冒険(絡繰編):2005年4月25日
あらすじ
前半で封じられた奇妙な屋敷に閉じ込められた名探偵コナンとその仲間たち。絡繰編では、床下からせり上がる刃付きパネルや、天井から降りてくる鎖のトラップなど、数々の仕掛けが次々と作動します。建築家の七瀬聡一郎は、自身の設計ミスを隠すために屋敷に罠を設定し、自らを狙う陰謀から逃れようとしていました。コナンは屋敷の設計図に隠された“絡繰順序”の暗号を解読し、襲い来るトリックを次々と無効化していきます。最後には巨大なからくり人形が解体室への扉を開け、真犯人との対決の舞台が整います。
みどころ
建築とからくりトリックの究極の融合が楽しめる作品です。動く床、回転する壁、飛び出す槍といった大規模なメカ仕掛けを、コナンが設計図の細部から導き出す手法は見逃せません。からくり人形の内部構造を瞬時に見抜く理系的な推理と、機械音が響く閉塞感のある空間のスリルが組み合わさり、視覚的にも知的にも楽しめる内容となっています。
ゲストの声優(生年月日)
– 建築家・七瀬聡一郎役:関智一(1969年9月8日生まれ)
– 妻・七瀬玲子役朴:璐美(1976年1月19日生まれ)
– 陰で糸を引くライバル設計士・黒崎岳人役:中村悠一(1980年2月20日生まれ)
まとめ
絡繰編は「建築ミステリー」を徹底的に追求した作品です。前編での封印トリックに続き、メカニカルなからくりが次々と展開される様子は、シリーズの中でも特に爽快感を感じさせる内容です。コナンの論理的な解読と機械トリックの解除が融合し、大規模な舞台装置を用いたミステリーとして高い完成度を誇ります。後編での黒幕との最終的な対決に向けて、期待が高まる必見の回です。
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