名探偵コナン★第408話 コナン平次の推理マジック（解決編）：2005年8月1日

コナン平次の推理マジック（解決編）

鏡迷宮から脱出した工藤新一と服部平次は、突如消えた“秘伝ノート”の行方を追い求める。館の中央に位置する大広間で三人のマジシャンと対峙する中、新一は床下のワイヤーと鏡の反射を組み合わせたトリックを解き明かす。実は、ノートは最初から“偽の壁”の裏に隠された金庫に保管されており、鏡の角度によって鍵穴を隠す仕掛けが施されていた。平次がワイヤーの緊張を緩め、鏡をずらすことで位置を調整し、新一が金庫の鍵を開ける。こうして秘伝ノートは取り戻され、師弟の抗争は無事に解決を迎える。

見どころ

このエピソードの大きな魅力は、鏡の反射とワイヤーの仕組みが巧妙に絡み合ったトリックを解明する場面です。新一の鋭い観察力がほんのわずかな鏡の歪みを捉え、平次の物理学的知識がワイヤーの力学を解き明かすコンビネーションは圧巻です。また、三者三様のマジシャンを相手に心理戦を繰り広げ、相手を動揺させる質問攻めが印象的です。終盤の秘伝ノートが発見されるシーンは非常に爽快感があり、視聴者の心を掴んで離しません。

ゲストの声優

– 範田力役：秋元羊介（生年：1944年2月5日）
– 正影満里役：多岐川まり子（生年：1950年8月2日）
– 星河童吾役：遊佐浩二（生年：1968年8月12日）
– 姫宮展子役：鈴木麻里子（生年：1970年1月30日）

まとめ

第408話「コナン平次の推理マジック（解決編）」は、これまでの伏線を一気に回収し、秘伝ノートの奪還劇を爽やかに描いた素晴らしいエピソードです。新一と平次のコンビネーション、三者の心理戦、緻密な仕掛けが見事に融合し、シリーズの中でも特に魅力的なミステリーとなっています。解決後の師弟和解シーンも心温まり、推理アニメの魅力を存分に楽しめる一話です。