名探偵コナン★第420話 八岐大蛇の剣（後編）：2005年11月14日

出雲大社で“八岐大蛇の剣”伝説に触れたコナン一行。後編では、旧大社駅の芳名簿に残る来場時刻のズレを手掛かりに、コナンが栄子のアリバイ崩しを開始。偽装されたペンダントの証拠と駅での目撃証言を組み合わせ、真犯人を稲佐の浜へおびき出す決定的トリックを暴き出す。

あらすじ

出雲大社にて、八岐大蛇の剣にまつわる物語が展開する中、コナンたちは旧大社駅の芳名簿に記された時間のズレに着目します。この手掛かりをもとに、コナンは栄子のアリバイを崩すための推理を始め、偽のペンダントの証拠や駅での目撃情報を駆使して真犯人を稲佐の浜に誘い出す巧妙なトリックを明らかにします。

みどころ

松江城の芳名簿に残された「1時5分」のサインから、犯人が巧みに操作した時間差のミステリーが解き明かされる瞬間は圧巻です。前編の神話的要素と対比をなす偽アリバイの複雑さ、そして稲佐の浜で繰り広げられる心理戦は、コナンの鋭い推理が冴え渡る至高の瞬間となります。

ゲストの声優

江角栄子を演じる松井菜桜子さん（1970年9月30日生まれ）は、作品に深みを与えています。福間良介役の山口勝平さん（1965年5月24日生まれ）、鰐淵耕司役の茶風林さん（1956年10月31日生まれ）、山根刑事役の大谷育江さん（1965年8月18日生まれ）もそれぞれのキャラクターに息を吹き込んでいます。

まとめ

“八岐大蛇の剣（後編）”は、前編の神話的な演出から一転し、芳名簿に記された時間という微細な証拠をもとに偽アリバイを暴く推理が核心となります。稲佐の浜での結末は、ミステリーの王道を体現し、コナンの鋭い観察力と心理戦が融合した、シリーズの中でも特に印象深い解決編となっています。