名探偵コナン★第429話 もう戻れない二人(前編):2006年2月6日
あらすじ
蘭のクラスに新たな転校生、本堂瑛祐がやってきます。彼は探偵事務所へ向かい、毛利小五郎に会いたいと告げますが、コナンは彼の外見が水無怜奈に似ているため、警戒を強めます。その最中、小五郎のもとに三角篤という男性が訪れ、行方不明になった恋人・安美を探してほしいと依頼します。コナンたちは二人の思い出が詰まった群馬のスキー場へ向かうことにしますが、そこで雪に覆われた三角の車を発見します。運転席には安美が座っていましたが、車内はガムテープで封じられており、助手席の足元には七輪が置かれていました。三角はドアを開けて安美を救出しようとしますが、彼女は既に息絶えていました。この出来事は自殺なのか、それとも巧妙に仕組まれた殺人なのか?コナンは事件の真相を解明するため、車内の密室トリックに挑みます。
みどころ
このエピソードでは、注目のキャラクター本堂瑛祐が登場します。彼は黒の組織に関わる人物とされていて、コナンは警戒しますが、実際はドジな面が目立ち、コナンの緊張感も和らぎます。瑛祐のコミカルな言動が物語にユーモアをもたらしつつ、彼の正体に関する伏線も張られています。また、舞台が雪山であることから、密室殺人のトリックが巧妙に仕組まれています。ガムテープで閉じ込められた車内や一酸化炭素中毒、被害者の不自然な姿勢など、推理要素が豊富です。コナンが犯人の手がかりを見つけ出す過程で展開される緻密な推理も見逃せません。
ゲスト声優(生年月日)
– **本堂瑛祐**(CV:野田順子)— 1971年6月29日生まれ
– **三角篤**(CV:家中宏)— 1960年3月10日生まれ
– **安美**(CV:大坂史子)— 1972年4月3日生まれ
– **山村ミサオ**(CV:古川登志夫)— 1946年7月16日生まれ
– **鑑識**(CV:大西健晴)— 生年月日不明
まとめ
「もう戻れない二人(前編)」は、新キャラクター本堂瑛祐が初めて登場する回であり、彼のドジな性格がコナンとの関係にどのように影響するのかが見どころです。また、雪山で発生した密室殺人事件において、一見自殺に見える状況の中でコナンが真相をどのように明らかにしていくのかも注目されます。次回の「後編」では事件の全貌が解き明かされるため、前編の伏線をしっかりと把握しておくことが重要です。推理要素が豊富なこのエピソードは、名探偵コナンの中でも特に緻密な構成が際立つ回となっております。
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