名探偵コナン【劇場版】11人目のストライカー（2012年4月14日）

あらすじ

毛利探偵事務所に爆破予告の電話がかかり、小五郎はそれをイタズラだと考える。しかし、その直後に事務所前に停まっていた車が爆発する。犯人は謎の暗号を残し、「11人目のストライカーを特定しなければ、さらなる犠牲が生まれる」と警告してくる。コナンは蘭や園子と共に、東都スタジアムで行われるJリーグの開幕戦を観戦しながら暗号解読に挑む。スタジアムや街中に仕掛けられた爆弾を時限付きで探し出す緊迫した頭脳戦が始まる。

みどころ

本作の最大の魅力は、サッカーをテーマにした初のミステリー作品である点。この作品は、Jリーグ20周年記念プロジェクトとのコラボレーションにより、現役Jリーガー5人（三浦知良、遠藤保仁、楢崎正剛、中村憲剛、今野泰幸）が本人役で出演し、夢の共演を果たしています。サッカースタジアムを舞台に、コナンの暗号解読と爆弾処理が織り交ざるスポーツサスペンスは、観客に迫力と臨場感を提供し、飽きさせることがありません。

ゲストの声優（ふりがな・生年月日）

三浦知良（みうら かずよし、1967年2月26日生）
遠藤保仁（えんどう やすひと、1980年1月28日生）
楢崎正剛（ならざき せいごう、1976年4月15日生）
中村憲剛（なかむら けんご、1980年10月31日生）
今野泰幸（こんの やすゆき、1983年1月25日生）
足立梨花（あだち りか、1992年10月16日生）

まとめ

『11人目のストライカー』は、爆破事件とサッカーを結びつけた意欲的な作品です。コナンの鋭い推理とリアルタイムで進行するタイムリミットが、サッカー観戦の興奮とミステリーの緊迫感を同時に体験させます。現役のJリーガーが本人役で登場することや、Jリーグ20周年とのコラボレーションなど、シリーズの新たな地平を切り開いた作品となっています。