名探偵コナン【劇場版】業火の向日葵（2015年4月18日）

あらすじ

億万長者の鈴木次郎吉が、日本で焼失したとされるゴッホの名作「ひまわり」をニューヨークのオークションで手に入れる。世界中に存在する７枚を集めるため、東京のレイクロック美術館で壮大な展覧会を企画するが、開催直前に怪盗キッドが現れ「必ず奪う」と宣言する。さらに、「ひまわり」を載せた飛行機が空中で“白い影”によって強奪される事件が発生。コナンはキッドと協力し、限られた空間と時間の中で真の犯人を追い詰め、名画を取り戻すための知恵比べを繰り広げる。

みどころ

本作の最大の魅力は、シリーズ初の“アートミステリー”という新しい試みであり、旅客機と美術館という閉じられた空間を行き来する緊迫感です。怪盗キッドとコナンの連携、ゴッホの作品を守る７人の真の“サムライ”たちの存在が、物語をさらに引き立てます。また、展覧会の厳重なセキュリティを突破するトリック、機内での狙撃事件、絵画鑑定士・宮台なつみの裏切りなど、推理とアクションが交錯する迫力ある展開が見どころとなります。

ゲストの声優

榮倉奈々（えいくら なな、1988年2月12日生）
知英（じよん、1994年1月18日生）

まとめ

『業火の向日葵』は、劇場版19作目であり、コナンシリーズ初の“アート×ミステリー”として新たな領域を切り開きました。世界中に散らばるゴッホの「ひまわり」を巡る国際的な陰謀、空中強奪、厳重な美術館トラップといった多層的な展開が魅力です。榮倉奈々や知英などのゲスト声優の迫真の演技が緊迫感を高め、最後まで目が離せない傑作に仕上がっています。