「赤毛のアン」の声優はこの人!物語の内容と声優を紹介
アニメ「赤毛のアン」について
あらすじ
「赤毛のアン」は、L・M・モンゴメリの長編小説『赤毛のアン』を原作とした作品です。物語の舞台は19世紀末のカナダ、プリンスエドワード島。老兄妹のマシューとマリラ・カスバートは、孤児院から男の子を引き取ろうとしていましたが、手違いで赤毛の少女アン・シャーリーが来てしまいます。最初はアンを孤児院に戻そうとするマリラでしたが、アンの明るい性格と豊かな想像力に心を動かされ、彼女を引き取ることにしました。
アンは学校での生活や親友ダイアナとの友情、クラスメイトのギルバートとの対立など、様々な出来事を経験しながら成長していきます。アンの夢見がちな性格と話好きな性格は、時にトラブルを引き起こしますが、周りの人々に愛される存在となります。物語の後半では、アンがクイーン学院に進学し、教員資格を取得するための努力や、マシューの突然の死、そしてマリラのために大学進学を諦める決意などが描かれています。
放送開始日・放送時間・放送期間
このアニメは、1979年1月7日から12月30日まで、フジテレビ系列で毎週日曜19:30 – 20:00(JST)に放送されました。
主題歌
オープニングテーマは「きこえるかしら」で、作詞は岸田衿子、作曲・編曲は三善晃、歌は大和田りつこが担当しています。
エンディングテーマは「さめないゆめ」で、作詞は岸田衿子、作曲・編曲は三善晃、歌は大和田りつこが担当しています。
放送話数
全50話が放送されました。
視聴率
視聴率に関する具体的なデータは見つかりませんでしたが、このアニメは放送当時から高い評価を受け、厚生省児童福祉文化賞を受賞するなど、その品質と内容の高さが認められています。
エピソード
主要なエピソードには、第1話のマシューがアンと出会うエピソード、第2話のマリラがアンを引き取ることを決めるエピソード、第3話のアンがグリーン・ゲイブルズでの新しい生活を始めるエピソード、第10話のアンが学校に通い始め、ダイアナと親友になるエピソード、第20話のアンがいちご水とぶどう酒を間違えるエピソード、第30話のアンがクイーン学院に進学し、教員資格を取得するための努力を描くエピソード、第40話のマシューの突然の死エピソード、第50話のアンが大学進学を諦め、マリラのために隣町の教員になることを決意するエピソードなどがあります。
このアニメは、原作の魅力を忠実に再現しつつ、アニメならではの表現で多くの視聴者に愛されました。高畑勲監督の手腕と、キャラクターデザインを担当した近藤喜文の美しい作画が特徴です。アンの成長とともに、視聴者も彼女の冒険と感動を共有することができる作品です。
登場人物 | 声優 | 生年月日 | 没年月日 |
---|---|---|---|
アン・シャーリー | 山田栄子 | 1953年6月13日 | |
マシュウ・カスバート | 槐柳二 | 1928年3月27日 | 2017年9月29日(89歳没) |
マリラ・カスバート | 北原文枝 | 1920年5月28日 | 1980年10月6日(60歳没) |
レイチェル・リンド夫人 | 麻生美代子 | 1926年4月7日 | 2018年8月25日(92歳没) |
ジェリー・ブート | 田中亮一 | 1947年1月26日 | |
ジェリー・ブート | キートン山田(一時代役) | 1945年10月25日 | |
マーチン | 沢りつお | 1935年12月20日 | |
アレキサンダー・スペンサー夫人 | 坪井章子 | 1937年1月1日 | |
リリー・ジョーンズ | 貴家堂子 | 1941年2月4日 | |
フローラ・ジェーン・スペンサー | 吉田理保子 | 1949年1月24日 | |
ブルエット夫人 | 京田尚子 | 1935年2月22日 | |
ダイアナ・バリー | 高島雅羅 | 1954年3月2日 | |
ミニー・メイ・バリー | 小山茉美 | 1955年1月17日 | |
ジョセフィン・バリー | 川路夏子 | 1919年1月2日 | 2011年6月5日(92歳没) |
バリー夫人 | 武藤礼子 | 1935年3月1日 | 2006年10月29日(71歳没) |
バリー氏 | 依田英助 | 1927年10月15日 | 2019年8月29日(91歳没) |
テディ・フィリップス先生 | 清川元夢 | 1935年4月9日 | |
ミュウリエル・ステイシー先生 | 鈴木弘子 | 1944年2月10日 | |
ギルバート・ブライス | 井上和彦 | 1954年3月26日 | |
チャーリー・スローン | 青木和代 | 1947年8月27日 | |
ムーディ・スパージョン・マクファーソン | 塩屋翼 | 1958年6月24日 | |
トミー・スローン | 門谷美佐 | 1950年2月2日 | |
ジェーン・アンドリュース | 高木早苗 | 1955年5月21日 | |
ルビー・ギリス | 小山まみ | 1955年1月17日 | |
ルビー・ギリス | 高坂真琴(第34話以降) | 1950年3月22日 | |
ジョーシー・パイ | 堀絢子 | 1942年2月2日 | |
ガーティ・パイ | 間嶋里美 | 1955年4月22日 | |
ソフィア・スローン | つるたきみこ | 8月16日 | |
ティリー・ポールター | 川島千代子 | 1954年6月2日 | |
ティリー・ポールター | 向殿あさみ(第24話以降) | 1955年12月9日 | |
プリシー・アンドリュース | 江川菜子 | 1951年5月17日 | |
ステラ・メイナード | 松原雅子 | 1945年10月8日 | |
プリシラ・グラント | 江川菜子 | ー不明ー | |
下宿屋の主人 | 辻村真人 | 1930年4月14日 | 2018年11月27日(88歳没) |
下宿屋の女将 | 高橋和枝 | 1929年3月20日 | 1999年3月23日(70歳没) |
教師 | 緑川稔 | 1932年3月5日 | 1985年9月30日(53歳没) |
アラン牧師 | 曽我部和行 | 1948年4月16日 | 2006年9月17日(58歳没) |
アラン夫人 | 江川菜子 | ー不明ー | |
ヴィリアム・ベル | 政宗一成 | 1948年12月2日 | |
雑貨店の主人 | 島田彰 | 1934年3月15日 | 2004年3月11日(69歳没) |
駅長 | 塩見竜介 | 1933年8月29日 | 1983年9月14日(50歳没) |
ルシラ・ハリス | 松尾佳子 | 1944年3月5日 | |
ミセス・エヴァンス | 平井道子 | 1935年9月9日 | 1984年7月3日(48歳没) |
医者 | 大山豊 | 1928年12月5日 | |
医者 | 加藤正之(第18話) | 1932年1月29日 | 1993年3月18日(61歳没) |
ジョン・サドラー | 村松康雄 | 1933年4月6日 | |
ラッセル氏 | 加藤精三 | 1927年2月14日 | 2014年1月17日(86歳没) |
委員 | 木原正二郎 | 1935年12月6日 | |
少女 | 白川澄子 | 1935年6月26日 | 2015年11月25日(80歳没) |
婦人 | 遠藤晴 | 1933年8月8日 | 1999年9月20日(66歳没) |
郵便局長 | 加藤正之 | 1932年1月29日 | 1993年3月18日(61歳没) |
ロレッタ・ブラッドリー | 松岡洋子 | 1954年10月20日 | |
生徒 | 鈴木れい子 | 1944年8月15日 | |
生徒 | 野崎貴美子 | 5月21日 | |
生徒 | 杉山絹重 | ー不明ー | |
少女 | よこざわけい子 | 1952年9月2日 | |
老人 | 池田勝 | 1942年9月27日 | |
ナレーション | 羽佐間道夫 | 1933年10月7日 |
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